ご訪問ありがとうございます。
1年3か月をかけて23社のハウスメーカーを訪問した我が家。
そこから、4社に間取り図依頼をし、最終的に地元工務店さんと契約しました。
なぜ地元工務店さんを選んだのか、その理由についてのお話です。
選んだ理由① 高気密・高断熱
「高気密・高断熱」と、建築後に1棟1棟「気密測定」をしていたのが理由の1つ目です。
一貫した断熱効果が期待できる「FPパネル」を使用しており、「無結露50年保証」もあり、安心でした。
我が家の家づくり優先事項は、「高気密・高断熱」でした。
なぜかというと、「高気密・高断熱」には、いろんなメリットがあるからです。
家の寿命が延びる
気密・断熱がしっかりしてないと、結露が発生します。
そして、カビやダニが繁殖し、見えない壁の中や柱がボロボロに( ゚Д゚)
すると、断熱性や強度が劣化してしまいます。
つまり、「高気密・高断熱」であれば、結露も発生せず、新築当時の断熱性と強度を維持したまま安心して長く暮らせます。
ちなみに、以前住んでいたアパートでは、結露がひどく、購入して5年ほどのエアコンんが、カビが原因で故障しました。
しかも、2台同時に(>_<)
ヒートショックの予防
エアコンの効きがいいため、家の中の温度差が少なく、冬場のヒートショックを防ぐことができます。
我が家の子供たちは、お風呂上りにすぐ服を着てくれません。
裸のまま走り回ったり、踊ったり……(-_-;)
これも少しは安心になるかなと、期待しています。
電気代の節約
「高気密・高断熱」だと、魔法瓶のような効果があるため、エアコンの効きがよく、電気代が安くなります。
コツは、「エアコンをゆる~く付け続けること」だそうです。
一度電源を切ってしまうと、再度冷やしたり、温めたりするのに、かなりの電力がかかるそうです。
我が家の気密測定結果
建物が完成し、引き渡し前に実施し、測定結果をいただきました。
1棟1棟きちんと気密測定をしているメーカーは、意外と少ないようです。
基準値から考えると、かなりの好成績でした( ^^)
・c値(相当隙間面積):0.37㎠/㎡
家の中にどれくらい隙間があるかを示す数値です。
基準値は2㎠/㎡以下。
・UA値(外皮平均熱貫流計算):0.44w/㎡k
家の中から外にどれくらい熱が逃げるかを示す数値です。
基準値は0.87w/㎡k以下(地域区分6)。
選んだ理由② 災害に強い
建設予定地が1級河川の近くのため、水害対策もずっと視野に入れていました。
「耐震等級3」などと地震に対する強さをアピールしているメーカーはいくつもありますが、水害はどうか……。
そこで我が家が注目したのが、こちらの工務店さんが扱っている断熱材「FPパネル」でした。
地震のみならず、水害、火災にも強い素材が魅力でした。
FPパネルとは
簡単に説明すると壁と断熱材が一体化したものです。
工場で、構造材である木枠パネルに、硬質ウレタンフォームをパッチプレス注入して作るため、一貫した強度と断熱性能が期待できます。
FPパネルの強さ
1.地震に強い
壁の強度を表す壁倍率。
一般在来軸組工法は2.0なのに対して、FP軸組工法の壁倍率は3.4です。
2.水に強い
水をほとんど通さず、耐水性・防湿性に優れています。
万一浸水した場合も、FPパネルは再利用できるのが、他の断熱材との違いです。
3.火災に強い
燃えにくい素材を使用しているため、ガスが発生したり、燃え広がりにくい特徴があります。
4.経年変化が少ない
経年変化が少ないため、強度と断熱性能を維持したまま安心して長く暮らせます。
壁体内の「無結露50年保証」も付いています。
選んだ理由③ 長期優良住宅
長期優良住宅、耐震等級3、低ホルムアルデヒドなど、性能の高さも選んだ理由の1つです。
長期優良住宅として認定を受けると、様々な減額制度を受けられます。
1.固定資産税の減額
引き渡し後、2~3ヵ月くらいすると、お役所の方が訪問し、固定資産税を算出します。長期優良住宅で条件を満たした場合、固定資産税が5年間減額されます。
我が家の場合、5年間で315,000円減額。(1年あたり63,000円減額)
ありがたいです。
2.フラット35の金利が安くなる(2019年3月現在)
我が家の借り入れは「フラット35S 」です。
長期優良住宅で基準を満たせば、当初10年間の金利が2.5%安くなります。
我が家の場合、10年間で209,400円減額。
選んだ理由④ 自由度の高さ
要望が多かった我が家。
大手ハウスメーカーでは、なかなか要望を満たすことは難しく、自由度の高い工務店さんなら、夢を叶える家が建てられると思いました。
間取りの変更も数えきれないほどお願いしました。
我が家にとって何が最善なのか、一緒になって考えてくれたことがありがたかったです。
選んだ理由⑤ 長いお付き合いができそう
家は建てて終わりではありません。
何十年も住み続けるということは、何十年もお付き合いが続くということ。
家の性能はもちろん大事ですが、長く安心してお付き合いできるかがより大事ではないかと思いまうす。
重視したポイント
・建築後の定期点検はいつまであるのか
・建てる側の立場になってきちんと考えてくれるのか
・トラブル時の対応は誠実か
・営業さんや設計士さんの人柄
こちらの工務店さんの場合、契約前の相談から、契約後の打ち合わせ、キッチンなどのショールーム訪問、建築中の立会点検、引き渡し、入居後の点検と、最初から最後まで同じ営業さんが、ほぼ同席してくれました。
だから、我が家のことをとてもよく理解してくれ、安心できる存在です。
入居後の今でも、細かい相談に乗ってもらったりしています(^^)
また、もちつき大会や夏祭りなど、季節によってイベントを開催していて、建てる前も後も、楽しくお付き合いができます。
イベントの際は、プロのカメラマンさんに写真を撮っていただけます♪
みなさんも、いいハウスメーカー・工務店さんとのご縁があるといいですね。