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ワンちゃんがお家に来て、まず最初のしつけは「トイレのしつけ」です。
最初に間違ったことを教えてしまうと、トイレのしつけに時間がかかってしまいます。
正しい知識でトイレのしつけをしましょう。
子犬の排泄のタイミング
子犬が排泄するタイミングはいくつかあります。
そのタイミングに合わせてトイレトレーニングするのがおすすめです。
そのためにも、排泄するタイミングをよく観察しましょう。
・寝て起きた後
・食後
・遊んだ後
サークルを使う
お部屋の中で自由にしてしまうと、あちこちで排泄してしまいます。
トイレトレーニングは、必ずサークルの中でするようにしましょう。
トイレのしつけがしやすいサークルもおすすめです!
※サイズが3種類あるのでご注意ください。
トレイシートの面積を徐々に減らす
STEP1 全面にトイレシートを敷く
サークル全面にトイレシートを敷きます。
その中で、よく排泄する場所を観察しましょう。
STEP2 トイレシートを半分に減らす
トイレシートをサークルの半分に減らします。
この時、真新しいトイレシートを敷くのではなく、排泄したトイレシートを敷きましょう。臭いが残っていることで、トイレを認識しやすくなります。
きちんとトイレシートの上で排泄できたら、褒めてあげましょう。
褒める時は、できるだけ排泄直後に褒めましょう。
時間が経ってから褒めても、ワンちゃんは何のことなのか分からないものです。
サークルから出すときのルール
トレイトレーニング中、サークルから出すときは短時間で出しましょう。
まだ長時間は我慢できないので、排泄したくなる前に戻しましょう。
1.排泄直後にサークルから出す
2.遊ばせる(5~10分)
3.排泄したくなる前にサークルに戻す
トイレのしつけでこれはNG!
失敗したら叱るのは絶対にしてはいけません。
叱ると、排泄行為自体がいけないことと思い、飼い主さんに隠れて排泄するようになってしまいます。
トイレのしつけは、とにかく褒めることです!
前足だけトイレシートの上で、体の後ろがトイレシートから出ている場合があります。
ワンちゃんはトイレで排泄しているつもりなので、成功ととらえて褒めてあげましょう。
静かに消臭スプレーで臭いを消して掃除しましょう。
ワンちゃんは、臭いが残っていると同じ場所でまた排泄する習慣があります。
番外編:困った食糞行動
ワンちゃんが自分の便を食べてしまうことはよくあることです。
初めて見た方は、「うちの子おかしいの?病気?」とびっくりされる方がいます。
どうして食糞行動をするのか
いくつか理由はあります。
- お腹がすいている
- ドッグフードと間違えている
- お腹の調子が悪い
- ストレス
- 遊び
食糞行動はどうしたらいいのか
ワンちゃんの性格はいろいろです。
必ずこれが効くというものはないため、いくつか試して効果がありそうなものを反復して教えることが大切です。
1.できるだけすぐ取り除く
まずは、原因となる便をすぐに取り除きましょう。
大体は、食後しばらくすると排便します。
日中留守にする場合は、エサの時間を調整して、人がいる間に排便するように心がけましょう。
2.エサの量を増やす
便の状態を見ながら、少しエサの量を増やしましょう。
1回の量を増やしてもいいですが、回数を増やすと空腹時間が短くなります。
例えば、1日3回→1日4回へ変更。
ただし、回数を増やす分1回の量は少し減らし、1日の量を一気に増やしすぎないように調整しましょう。
※便が柔らかい時は増やすのはやめてください。
3.興味を持ちそうなおもちゃを与える
遊びや暇つぶしで食べてしまうワンちゃんには、興味のあるおもちゃを与えましょう。
ワンちゃん用知育玩具
中にエサを入れて、転がすと少しずつエサが出てきます。
ワンちゃんの体の大きさに合わせてサイズを選びましょう。
3.音でびっくりさせる
ワンちゃんが見えないところで床や壁を叩いて大きな音でびっくりさせましょう。
「食糞=嫌なことが起きる」とインプットさせましょう。
この時大事なのは、飼い主さんの姿を見られないようにすること。
飼い主さんがやっているところが見えてしまうと、「嫌がらせ」と思われます。
3.苦い味のするスプレーをかける
苦い味のスプレーをわざとかけて、「まずい」と覚えさせる方法もあります。
ご家庭にある「お酢」を薄めて、霧吹きに入れてスプレーしてもOKです。
苦い味のする「ビターアップル」
まとめ
トイレのしつけに限らず、ワンちゃんのしつけは「繰り返し」と「褒める」ことが重要です。
根気よく時間をかけてしつけをしましょう(*‘ω‘ *)