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トリマーとしての勤務経験から、実家のイングリッシュ・コッカーを10年以上自分でカットしていたので、コッカーカットだけは得意です(*‘ω‘ *)
お家でできる犬の毛玉処理方法をご紹介します。
毛玉を作らないために気を付けること
毛玉ができると、皮膚が引っ張られて犬自身も痛かったり、ひどくなると皮膚病になってしまいます。
毛玉のできやすい場所
- 耳の付け根
- 足の付け根
- お尻周り など
①毎日ブラッシングする
毎日こまめにブラッシングを心がけましょう。
難しい場合は、サマーカットなどで短くするとお手入れが楽です。
②シャンプーは毛玉を取ってから
毛玉がある状態で水に濡らすとさらにひどい毛玉になります。
シャンプーする前にブラッシングをして、毛玉を取りましょう。
雨の日のお散歩も毛玉をひどくする原因ですので、水には気を付けましょう。
犬のブラッシング用品
犬種によりますが、長毛種のブラッシング用品は主に2点です。
①スリッカーブラシ
細い針金がいっぱい付いたブラシです。
見た目が痛そうですが、毛流れに沿って優しくブラッシングしてあげれば大丈夫です。
強くブラッシングすると皮膚が傷つくので気を付けましょう。
また、自分自身の爪に入ると地味に痛いです(-_-)
※犬種に合わせてスリッカーサイズを選びましょう。
②くし
粗い目と細かい目のくしが1本あると便利です。
毛玉の取り方
毛玉の絡まり具合などによって対処方法は異なります。
犬が動く場合は2人がかりでやると安心です。
モデルには茶色い毛色が素敵なこの方。
「割りばし犬」です(*‘ω‘ *)
軽度の毛玉の取り方
手で触って「ちょっとごわごわしてる」、「くしが通しにくい」という場合です。
使用する物
- スリッカーブラシ
- くし
①スリッカーブラシでほぐす
②くしを通す
まず初めに目が粗い方を通します。
次に目の細かい方を通し、す~っと通るようになればOKです。
中度の毛玉の取り方
丸くなっている毛玉やブラッシングだけではほぐせない場合です。
使用する物
- ハサミ
- スリッカーブラシ
- くし
①ハサミを皮膚と毛玉の間に入れる
ハサミ下の刃を皮膚と毛玉の間に入れます。
皮膚を傷つけないように注意してください。
②毛玉を縦に切る
毛玉を縦方向に切ります。
※横に切ると、切った跡がガタガタになるので注意してください。
イラスト:sai.さん(id:sai_kurashi)
毛玉が大きい場合は何回か切りましょう。
③スリッカーブラシでほぐす
縦に切った毛玉をスリッカーブラシでほぐします。
④くしを通す
粗い目→細かい目の順番でくしを通します。
細かい目がすっと通るようになればOKです。
重度の毛玉の取り方
皮膚近くにへばり付いているような毛玉の場合はバリカンが必要になります。
お家では危険なため、犬用美容院で処理をしてもらいましょう。
まとめ
毛玉は縦に切ることで自然な出来上がりになります。
ハサミに自信がない場合は、無理をせずプロに任せましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました(*‘ω‘ *)