ご訪問ありがとうございます。
我が家の外壁は東レのラップサイディングです。
2019年3月に完成し、今年の夏に異変に気付きました。
東レラップサイディングとは
「鎧張り」などとも呼ばれ、板厚14㎜の細長いサイディングを1枚1枚重ね張りをしています。
1枚の大きさはこんな感じです。
ジョイント部は1段おきにずらしているので、つなぎ目が目立ちにくくなっています。
出典:東レ建材株式会社
ラップサイディングの異変
今年の夏、ふと見上げたところ外壁に違和感を感じました。
下の写真分かりますか?
上部の右側と左側がそれぞれ浮いてました。
向かって右側アップ
向かって左側アップ
ラップサイディングが浮いた原因
外壁屋さんも今回のようなことは初めてのようでした。
原因は、「ラップサイディングは上部のみ釘でとめていて、下はとめていないことではないか」とのことでした。
出典:東レ建材株式会社HP
ラップサイディングの補修方法
補修方法は、はしごをかけて浮いているサイディングの上から釘を打ち、ペンキを塗って終了でした。
外壁の前面2か所、側面2か所、背面2か所の合計6カ所補修してもらいました。
作業時間は1時間くらいでした。
補修イメージ
家の側面・背面の補修
2階屋根近くの高いところの補修のため、長いはしごでの高所作業でした。
幸い我が家はフェンスの外にはしごを置く余裕がありましたが、隣家が迫っている場合、はしごをかけるのも大変だろうなと感じました。
家の前面の補修
家の前面は1階部分の軒が出ているため、1階屋根まではしごをかけ、屋根の上に脚立を置き作業していました。
2人が脚立を支え、1人が脚立に乗って作業。
見ているだけで怖かったです( ゚Д゚)
作業イメージはこんな感じです。
入居後に感じたラップサイディングのデメリット
ラップサイディングは、つなぎ目が目立たず、重ねて張ることにより陰影が綺麗というメリットもあります。
建築時に感じたデメリット、入居後に感じたデメリットです。
ラップサイディングデメリット【建築時】
・費用が高い
・施工できる職人さんが少ない
ラップサイディングデメリット【入居後】
・外壁が浮く
・隙間から虫が入る
上部のみ釘どめのため下はわずかに隙間があり、雨の日は「ヤスデ」が出入りしているんです( ゚Д゚)
出入りしているということは壁の中に住んでる??
まとめ
ラップサイディングは特殊な技法の外壁なので、住んでみてこんなことが起こるんだと初めて知りました。
とはいえ、ラップサイディングにしたことを後悔はしてません。
これからラップサイディングをお考えの方は、デメリットも視野に入れてご検討ください。
補修費は工務店持ちでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*‘ω‘ *)