ご訪問ありがとうございます。
2019年に注文住宅で家を建てました。
我が家には「カバードポーチ」があります。
実際に住んでみて感じたメリット・デメリットをご紹介します。
カバードポーチとは
1階の屋根が張り出し、玄関ポーチを覆っている空間のことです。
アメリカの住宅に多く、カバードポーチがあるだけで外観の雰囲気が変わります。
カバードポーチのメリット
①外壁・サッシの劣化防止
軒があることで紫外線が当たりにくいので、外壁やサッシの劣化防止効果があります。
②カーテン・床材の日焼け防止
日差しが入りにくいので、家の中のカーテンや床材の日焼け防止効果があります。
③夏場の強い日差しが入らない
夏の強い日差しが入らないので、家の温度上昇が緩やかに感じます。
そのため、エアコン代の節約につながっていると思います。
④雨天時に雨が入り込まない
風向きにもよりますが、雨天時に窓を開けていても雨が室内に入りにくいので、「開けっ放しで床が濡れた~」という心配が少なくなります。
しとしと雨の時
⑤憩いのスペースになる
座ったり、バーベキューをしたり、リビングの延長として使うことができる空間になります。
カバードポーチのデメリット
①費用がかかる
屋根、柱、ウッドデッキ等、費用がかかります。
ウッドデッキの費用についてはこちら ↓
②庭・駐車場が狭くなる
カバードポーチを作ると、庭や駐車場が狭くなるので、土地の広さにある程度余裕が必要です。
③柱のメンテナンスが必要
柱は大工さんに作ってもらいました。
米松を使用しており、定期的(3~5年)にペンキ塗りが必要だそうです。
④クモの巣がよくできる
軒下や柱にクモの巣がよくできるので、ほうきでクモの巣払いが日常になります。
⑤室内が暗くなりがち
軒がある分日差しが入りにくいので、室内が暗くなりがちです。
吹き抜けや窓の大きさ等、間取り決めの際に注意が必要です。
カバードポーチの施工工程
施工は、柱と手すりは工務店さん、ウッドデッキは外構屋さんでした。
基礎の時点でウッドデッキ下にコンクリート打設。
上棟で屋根を支える柱も姿を現しました。
大工さんが手すりを施工。
白く塗装し、工務店さんの施工は終了です。
外構屋さんにウッドデッキを施工してもらい完成!!
ウッドデッキと柱は少し隙間を開けることで、空気が通り柱の腐食を防いでくれるそうです。
カバードポーチのサイズ
ウッドデッキの幅
ウッドデッキ幅は、7,700㎜と2,700㎜の合わせて10,400㎜です。
玄関前は玄関ドア下に合わせ、リビング前は掃き出し窓下に合わせているので、高さが異なります。
※先日、玄関前は蜂対策でタイルにリフォームしました。
ウッドデッキの奥行
ウッドデッキの奥行は1,400㎜です。
もう少し奥行が欲しいところでしたが、金額が高くなる、庭が狭くなる、室内が暗くなるので、1,400㎜で落ち着きました。
柱の位置
柱は、均等に配置するか窓を避けて配置するか検討が必要です。
我が家は窓を避けて柱を5本配置しました。
手すり高さ
手すりの高さは、ウッドデッキ床面から1,010㎜にしました。
大人が立ってちょうどいい高さです。
ウッドデッキ床面から手すりの下は110㎜の間が空いています。
まとめ
これから「カバードポーチ」をお考えの方は、デメリットも含んで検討するといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*‘ω‘ *)