ご訪問ありがとうございます。
家を建てる際の我が家の水害対策3回目です。
垂直避難用の部屋をご紹介します。
我が家の立地
・1級河川近く
・ハザードマップでは浸水2~5m
・昔から内水氾濫が多い
垂直避難部屋を作るまでの議論
早めに避難場所に避難できればいいですが、水が溢れるのはあっという間。
夜間や豪雨の中の避難は危険を伴います。
間に合わない時のために、家を建てる際、垂直避難について議論しました。
避難場所の議論
垂直避難場所については、当初夫婦間で意見が分かれました。
パ パ:屋根の上に避難すれば?
マ マ:小さい子供を連れて、屋根の上なんて無理(; ・`д・´)
設計士さん:屋根は滑るので危険です。
こうして設計士さんの一言で、避難部屋を作ることが決まりました。
2階リビング案の議論
水害が心配なら、2階リビングにし、キッチン・お風呂などの設備を浸水から守るという案も出ました。
2階リビングにはいろんなメリットもあります。
しかし、祖父母の介護を間近で見てきたので、将来階段が上れなくなるのは避けられないし、乗り気になれませんでした。
水害は……もしかしたら起こるかもしれない
老後は……まず確実に来る
我が家の場合、「かもしれない」ことより「確実に来る」ことを優先し、2階リビングは不採用となりました。
垂直避難部屋
仮に5mの浸水があった場合、2階の天井くらいまで水が来ることになります。
それを踏まえて、2階の小屋裏に「避難部屋」を作ることになりました。
避難部屋
2階の小屋裏に4.5帖の部屋を作りました。
普段は使用しないため、はしごを設置してあります。
はしご
・メーカー:パナソニック(CWLT292U)
・定価:89,900円
畳を敷いて、一時避難用の防災用品を少し置いてあります。
もちろん犬用も忘れずに!
窓が2つあるので、十分明るく、風通しもいいです。
意外と居心地がよく、落ち着く空間なんです。
だから、時々「見知らぬ誰かが住んでるんじゃないか」と偵察に行きます(;'∀')
避難用バルコニー
下の階から避難が困難になり、ボートやヘリで救助が必要になった場合のバルコニーです。
窓の大きさは730㎜×670㎜。
注意:太り過ぎると出入りできません。
小屋裏のため、これがMAXの大きさでした。
這って出入りします。
まるでホラー映画(;'∀')
バルコニーは、広さ1帖ほど。
時々、カラスの食事であろうザリガニの残骸が残っています。
1階の小屋裏
我が家には、1階の小屋裏(4.5帖)もあります。
こちらは、階段を使わずに行ける、子供の遊び場になっています。
まとめ
できれば、この「避難部屋」が使われる日が来ないことを祈ります。
そろそろ、防災用品の賞味期限をチェックしておこう(; ・`д・´)
去年は台風前に「養生テープ」が売り切れだったので、先日購入しておきました。
3回にわたる我が家の水害対策は、今回で終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*‘ω‘ *)